カテゴリー別アーカイブ: ISO17025取得期間

最終認定審査

本日無事に、ISO17025認定審査が終わりました。

昨年12月より開始し計画通りに1年で審査を迎えました。

先に結果を書きますと、不適合1件、推奨事項1件でした。

是正処置を終了しますと、今年、遅くとも来年1月中には、認定登録されます。

審査員の2名の方が、帰られた後に、会社の方より、松元さん総括のお話をして下さいとのことを言われましたので

簡単にお話しさせて頂きました。

1.よく仕事のある中で、皆さん協力されシステム作りに頑張られました。
2.品質マニュアル、試験手順書等がコンパクトにうまく作成され素晴らしいです。
3.短期間での取り組みにがんばられました。

JCSS認定について何をすればよいか分からない

ISO9001とISO17025の違いについて、理解して頂くには、ISO17025;2018年版の規格要求事項の目次を見て下さい。その要求事項の構成により違いが分かり、取り組む内容に違いが出てきます。
ISO9001では、校正値を出して下さいとか、校正技術員の資格認定について、その根拠等を詳しく質問されることもありません。また校正室の環境条件についても質問されたこともないと思います。
またISO9001は直接的なメリットはありませんが、ISO17025(JCSS)は、直接 校正依頼者より校正証明書1枚につき、校正代金を頂くことができます。
また、ISO17025、JCSS認定は、世間、関連取引先において会社の評価を高くしてくれます。ISO9001取得よりISO17025取得はグレードの高く、取引先への信用、営業担当者もJCSS認定のロゴマークが名刺に使えてやりやすくなります。

JCSS認定までの道のりは長い

JCSS認定を受けられる社内の準備は、まずはJCSS認定のためのスケジュール表(構築進捗管理表)の策定から始めてください。
そして出来上がったJCSS認定のためのスケジュール表(構築進捗管理表)を壁に貼り、その進捗状況を確認しながら進めていく必要があります。
もしも大きく予定より遅れる場合には、もう外部のコンサルタントの力を借りるしかありません。第三者のコンサルタントは指導を行いながら、進捗も管理していきますから、
そんなに計画が遅れていくことはありません。
来月令和1年8月にJCSSに取り組みだしても、短時間で認定受けられるのは、令和3年2月頃です。
この計画はあくまでも、ハードで短時間の取り組みのばあいですから、世の中の標準的な取得期間は、3年以上です。
これは、ISO17025取得まで多くのことをやらなければいけないことと、現地審査をうけてからのJCSS認定まで半年ほどの期間を要すことです。
計画立てられる場合には、1月お正月、新年のあいさつ、3月の年度末、4月の年度始まりのあいさつ、5月のゴールデンウイーク,8月のお盆休み、12月の忘年会等の行事等により、スケジュールも影響を受けます。
JCSSの認定は、ご存知の通り、商品毎ではありません。”測定範囲”毎になります。
言い換えればその測定範囲の校正能力になります。

JCSS認定を受けるのに対して、今の校正能力で大丈夫?

特別考える必要はないです。今まで一般校正で実施されてきましたので基本的には十分大丈夫です。あとはそこにISO17025の要求を追加するだけです。
ただ技能試験への参加は、早く情報の入手をし,参加しなければなりません。

今の校正室で大丈夫?

校正作業を行うのに,認定機関の要求事項の環境条件を満たされれば,現状の校正室で大丈夫です。
JCSS認定は、認定を受けたからといって、売り上げが上がるものではありません。
JCSS認定は、〇〇県では、当社だけとか、全国でも〇〇では数社という謳い文句により、自社を世の中に知ってもらい、
徐々に知名度を上げていく会社の評価(信用の増大)には役に立ちますし、銀行等の信用も増します。

ISO17025,JCSS認定を受けるためにどんなことをしなければならないか?

ISO17025;2018年版の要求事項の理解がまずは大事です。
弊社のコンサルの内容にもありますが、外部の研修機関でもISO17025規格の研修を行っています。
例えば テクノファ https://www.technofer.co.jp/のセミナー
https://www.technofer.co.jp/isotrg/tm81/に参加されるのも良いかもしれません。
また、どんなことをしなければいけないかは、公開文書 JCRP22S01 JCSS 登録申請書類作成のための手引き の4ページに書いてあります。
この内容をもとにJCSS認定のためのスケジュール表(構築進捗管理表)を作成されて下さい。
また弊社で販売しています、①品質マニュアル,②品質・技術管理規定(22規定),③記録様式(65枚)、
④内部監査チェックリスト(トップ,品質管理責任者,技術管理者,校正証明書発行責任者,校正技術員の監査対象別に作成されています)
を購入され,参考にされましたら、取り組みにも大変役立ちますし,品質マニュアル等の作成の時間短縮になります。何をしなければいけないかも理解されてくるはずです。

ISO17025取得での指導回数はどうなっているの?

某企業様から,ISO17025の取得についての引き合いがあり,当社を含めて3つのコンサルタントから,
見積書や指導スケジュール,実績等を徴集されました。
その中で,指導回数(期間)に3つのコンサルタントの指導回数が,まばらで本当にどの回数が適切であるか
どうかが分からないということです。
A社  15回   B社 30回   当社36回 だそうです。
この記事を読んで皆様の希望されるのは、どの回数でしょうか?
これからISO17025を取得される方に無料で資料をプレゼント
上部メニューの”無料資料”をご覧下さい。

JCSS認定をうけるのにどのくらいの取得期間がかかるのでしょうか? 

これからJCSS認定を受けるために取り組まれる皆様にアドバイスさせて頂きます。
認定の準備期間について、企業の皆様でまちまちではないでしょうか?
1年間で認定をうけられるのでしょうか?それとも1年半かかるのでしょうか?
いや2年以上かかるのでしょうか?
認定の準備期間を計画する(おおよその期間をつかむ為にまず、どんなことを準備(例えばISO17025規格の理解,
品質マニュアルの作成)していかなければならないか、項目を拾い上げて、それを取り組むスケジュールに入れ込んで
いってみて下さい。
ISO17025品質マニュアルのサンプル
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

おのずと、どのくらいの準備期間が必要かつかめると思います。
この構築、運用のスケジュールをしっかり立てないと思わぬ期間が過ぎ去ってしまいます。
これからISO17025を取得される方に無料で資料をプレゼント
上部メニューの”無料資料”をご覧下さい。

取得時期が思い通りにならないのは.なぜ?

取得時期が思い通りにならないのは.なぜ?

システムを作り上げるまでいろいろな原因で,登録審査を受けられる時期は、会社によって遅れることが多いにある

ISO9001、ISO14001は、既に出来上がっている品質,環境マニュアルや品質管理規定が本屋さんや指導してくれる コンサルタントさんが提供してくれるから、それを参考にしてシステムの形を作れるので,審査機関の審査日までほ、そんな狂うことはない.

ただこのJCSS登録(IS017025)では、希望した時期に思い通りにうまくはいかない企業様が多い. その原因は,コンサルタントに依頼されるまでの、
①社内の準備段階でのJCSS登録、ISO17025についての予備知識の不足 関係者に対するJCSS登録,ISO17025取り組みへの周知徹底がなされていないことがあります。
②IS017025の特徴である技術的要求事項についての体制がしっかり準備されていない。 ③どうしても、IS09001やOHSAS18001と違い、試験所や校正機関の運官では、10人以下の小人数での運営になる.
 そうなると、JCSS登録にあたっての決め事やISOについての馴染みがないメンバーがほとんどである.  1人でもISO9001やISO14OO1の構築に携わった方がいらっしゃれば良いが皆無に等しい。

よってこのような場合には、試験所、校正機関以外の本社の品質管理者の支援も頂いたほうが,これから校正機関のJCSS登録の構築に取り組んでいく人には、大変助かると思います.

JCSS登録を取得希望月に思い通りの取得できる計画をしっかり立てることが必要です。

ISO17025取得にあたっての3つの重要な作業についての思い
(1)品質マニュアルの作成や
(2)内部監査の実施、
(3)測定のあとの不確かさの推定の算出は、大変重要な作業になってきます。

ISO17025品質マニュアルの作成 ご存知の通り、ISO17025規格要求事項は、管理上の要求事項と技術上の要求事項からなっています。マネジメントシステムを文書にまとめたものが品質マニュアルです。
ISO9001の品質マニュアルやISO14001の環境マニュアルは、本屋さんに行けば、参考になるものが多くみつかります。

ところがこのISO17025の品質マニュアルは、1冊も見つけることはできません。

よってISO17025取得の構築で品質管理者は,品質マニュアルは、自ら作成しなければなりません。

品質管理者は、ゼロから品質マニュアルを作成しないとならないのです。 きっと品質管理者が作成されるのに、うまくいっても6ケ月以上はかかると思います。

それは、作成するにあたっても、ISO17025の規格要求事項の理解が必要だからです。 ISO9001やISO14001の規格要求事項に慣れていると思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、やはり違った規格ですので、その中には、目新しいものが多く含まれています。
これからISO17025を取得予定の方は、早いうちにISO17025規格要求事項を購入されて読まれることをお薦めします。

ISO17025品質マニュアルの作成で,もうひとつ注意することがあります。

それはISO9001やISO14001は、規格にもとづいた品質マニュアルや環境マニュアルを作成すればいいのですが、 ISO17025の品質マニュアルは、認定機関(独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE,公益財団法人
日本適合性認定協会 JAB)の要求事項,JIS規格等も満たしたうえで作成しなければなりません。と言うことは,ISO17025の規格要求事項の理解だけでは足りません。

認定機関(独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE,公益財団法人 日本適合性認定協会 JAB)の要求事項,JIS規格等も理解しなければなりません。特に認定機関(独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE,公益財団法人
日本適合性認定協会 JAB)の要求事項は、確実に理解しないと審査を受ける準備もスムーズにいかなく、合格できません。
認定機関(独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE,公益財団法人 日本適合性認定協会 JAB)の要求事項はガイドという形で公表されています。

話を元に戻しますが、ISO17025品質マニュアルの作成は簡単にはいきません。

品質管理者が作成されて半年以上かかるのは、前述した通りです。 私がこのISO17025の指導を開始したときに、どんな構成の品質マニュアルを作成しょうか,何度も何度も作成し直し、多くの時間をかけて、大変苦労し悩み、品質マニュアルを作りあげたのです。

よって皆さんには、苦しんだり、悩んだり、完成到達地点の見えない、時間のかかる品質マニュアルの作成をしてほしくありません。

品質マニュアルは、審査の申請に提出しなければならない文書ですから、品質マニュアルが作成されていないとISO17025取得の申請もできないのです。

是非、弊社のISO17025品質マニュアルをお薦めします。

ISO17025内部監査チェックリスト ISO17025の取得の審査申請の前には、内部監査、マネジメントレビューをの実施しておかなければなりません。よって内部監査を実施していないと審査の申請はできないのです。
ISO17025の内部監査のやり方として、品質管理者が全部署(トップマネジメント、技術管理者,技術者、技術補助員)の監査を行い、トップマネジメントが品質管理者の監査を行うのが効率が良いのです。
ISO9001やISO14001の内部監査を経験された方が多いでしょうが、どうしても試験所や校正機関の運営については、そこに所属する人は、少人数で、5、6名ではないでしょうか?
よってこのような小規模な組織では、その組織にあった内部監査の仕組みをつくる必要があります。 内部監査は、すべてのマネジメントシステムが運営され、記録も取られていなければ実施できません。
現実には、他のマネジメントシステムに時間がかかり、内部監査の実施のための準備に十分な時間が取られていないのが現実です。このような状況の中で中途半端な内部監査が実施されている企業があまりにも多いのです。
ISO17025取得の構築時の内部監査の仕組み作りが成功しないと、ISO17025取得後の運営がうまくいかなく,内部監査の実施が形骸化してしまいます。

ISO9001やISO14001を取得したいも係わらず、運営が上手くいかないのも構築時での仕組み作りにあまり時間がかけられていないからです。

それ故にマネジメントシステムの改善がうまくいきません。 よって,ISO17025取得の構築時には、内部監査の仕組み作りに、実施に十分な時間をかける必要があります。内部監査の実施が不十分であれば、当然、認定機関(独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE,公益財団法人
日本適合性認定協会 JAB)の審査を受けても回答できずに、そのシステムに疑義を感じさせてしまいます。 ここで内部監査の実施で、徹底的にマネジメントシステムの評価をする必要があります。この際使用する道具がISO17025内部監査チェックリストです。構築時は、マネジメントシステムの運用が始まったばかりですので、内部監査のチェック項目を考え出し、白紙の内部監査チェックリストを作成するのは大変です。
よって私は、最初から内部監査のチェック項目があらかじめ記入されている内部監査チェックリストを用いて内部監査を実施することをお薦めします。 私が指導で提供している内部監査チェックリストは、A4版で33ページにもなり、十分な内部監査項目が収録されております。実はこの内部監査チェックリストの作成には、私自身も多くの長い時間をかけて、作り上げたもので指導のたびに改善、改善してきた内部監査チェックリストなのです。
皆さんの内部監査チェックリストは、どのような出来栄えですか?内部監査チェックリストが良く出来ていると、審査をする人も、審査を受ける人もスムーズに審査が進みますので安心です。
また内部監査を実施されたあと、私が私なりの質問をしますと、間違った回答が出てきて、勘違いされた回答が出てくることもありますが、それでも確認できることになり喜ばれます。
内部監査の実施は、認定機関(独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE,公益財団法人 日本適合性認定協会 JAB)の審査を受ける申請の前には、終了させておかなければならないことを再確認のために書かせていただきました。
測定の不確かさの手順書の作成 測定の不確かさの手順書の販売をすることにしました。

この手順書には、測定時の記録様式(Word),バジェット表(Excel)を添付しています。
測定の不確かさとは何?ISO17025の構築の中で、ほとんどの人が苦労するテーマです。
ISO17025は規格要求事項の技術上の要求事項でこの測定の不確かさを要求しています。この規格は読んでも測定の不確かさについては、理解できませんので、多くの方が、外部で開催されている測定の不確かさセミナーに参加されてそれを理解しょうとされます。

ところが測定の不確かさセミナーに参加しても具体的な自社の測定の不確かさの算定には、あまり役に立たないという方がほとんどです。それは測定の不確かさセミナーは、多岐にわたる分野の方が参加されていますので、測定の不確かさの概略を説明せざるをえないのです。よって測定の不確かさの担当者の技術管理者は悩みます。
測定の不確かさを引き起こす要因として多くあります。

施設の環境条件、常用参照標準の上位校正機関による校正、技術者の適合能力の確保、試験方法、校正方法の確立 など多くの要因が関係してきます。

試験方法や校正方法の手順が確立していない(試験方法,校正方法の手順書がない)、施設の環境条件(温度、湿度管理など)が整っていないので、リフォームや新築が必要である。試験機,校正機器が揃っていない。
技術者の技術力の不足 では、測定の不確かさの以前の問題になってしまいます。 よって測定の不確かさの問題については、測定の不確かさを引き起こす要因がすべて解決されているという前提で取り組むことになります。

測定の不確かさについては、認定機関(独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE,公益財団法人 日本適合性認定協会 JAB)から、不確かさに関する適用指針が公表されているので、参考にするのは絶対条件になります。
また計測における信頼性評価のガイドとして“GUIDE TO THE EXPRESSION OF UNCERTAINTY IN  MEASUREMENT”:
(GUM),日本規格協会版“計測における不確かさの表現のガイド”が発刊されていますので目を通す必要があります。 先ほどから書いていますが、測定の不確かさを引き起こす要因の抽出が大変大事で,もれなく拾い上げる必要があります。

これはISO14001の環境側面の拾い出しやOHSAS18001の危険源の拾い出しと同じで、もし拾い出しがあったら測定の不確かさの算出が正確でなくなってしまいます。
測定の不確かさの算出で用いるものにバジェット表があります。ジェット表の様式は、任意で作成しても構いません。そのバジェット表に要因を記載し、タイプA、タイプBの区分とか、標準不確かさ、拡張不確かさ、2乗、ルート、ギリシャ文字、記号、最高測定能力とか悩むもの(理解する必要な内容)が多く出てきます。
またエクセルや関数電卓を使った計算とか、それは苦労することが多いです。初歩的な統計学の知識も必要ですし、記号の読み方も理解する必要があります。
この測定の不確かさを理解するのは本当に大変です。

そこで弊社においては、ISO17025の取得に少しでも役立ってもらうために、測定の不確かさの手順書(測定時の記録様式(Word),バジェット表(Excel)を添付)の販売を開始しました。
少しでもヒントになればと思います。 言い忘れましたが、,測定の不確かさの手順書やバジェット表は、認定機関(独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE,公益財団法人
日本適合性認定協会 JAB)への審査申請書類です"src="https://www.mjb.jp/17025/images/mjb17025index02.gif"width="480"
height="360" />

これからISO17025を取得されようと検討される方に私が,指導をはじめて5年になりますが、やはり、企業様が取得される場合においては、しっかりした準備がないと
ISO17025の取得が失敗します。

自社でISO17025を取得されると計画され、実際 取得(目標)されるのは,わずかな企業様だけです。

どうして、取得が厳しいのか?それは,多くの企業様がISO9001やISO14001の取得の経験があるからということで, 取得に向かってスタートされます。
ところが途中になって、いろいろな問題点にぶっかってこられて、構築がストップ,或いは停滞してきます。

自社の施設や設備が,認定機関の技術的要求事項を満たしていないことが分かったり,技術者の力量不足に気づかれたり します。この2つの要因が一番,ISO17025取得の予定を狂わせてきます。
それは,この2つは,予算を計上する必要も出てくるからです。

予算が認められないと,ISO17025の取得も断念せざるをえなく、これからの会社の新しい部門の誕生の経営計画の 修正も必要になってきます。 ISO17025の取得期間は,自社側で取得の申請の提出までは、計画期間として設定できますが、認定機関の申請書の
受付から現地審査,認定までは期間は,企業サイトでは,予想することもできないのが実情です。 よってこの期間は,おおよそ
5ケ月間ほどとお考え下さい。

よってISO17025の取得に要する期間は,10+5=15ケ月間ほどと思って間違いありません。 (何も問題なく構築ができた場合) ISO17025の取得に要する期間が,ISO9001やISO14001を取得する期間をゆうに超えるところが
大きく違う点です。 また,とにかくこのISO17025は,ISO9001やISO14001と違いは,技術的要求事項が重要視されるのです。

よって,ISO9001,ISO14001のマネジメントシステムの仕組みは,出来て当然です。 そこで技術的要求事項に重点をおいて取り込む必要があります。
内部監査,マネジメントレビューの実施完了が,審査申請書の提出の条件になりますが、 それより企業様が,苦労されるのが、 測定の不確かさの手順書に基づく不確かさの算出計算です。この計算結果のパジエット表及び最高測定能力の算出が,
実は提出書類でもあるのです。ここで引っかかって審査の提出書類が出せない企業様がほとんどです。 ISO17025の取得では,コンサルタントに依頼されるほうが,取得までの計画がスムーズに行きますので、是非
ISO17025の取得の際には、弊社に分からない点は,お尋ね下さい。

ISO17025の取得期間について考えてみます

ISO17025の取得期間については、ISO9001、ISO14001等の取得期間の見積もりのように簡単にはいきません。

ISO17025の取得期間については,下記の箇所での出来がポイントになります。

(1)運用開始がどれだか早くできるかです=正式文書の第1版の発行

   構築を初めて6ケ月間   品質方針、品質目標、教育訓練スケジュール、品質マニュアル、規定、手順書など

(2)運用期間 6ケ月間(本来は1年間欲しいところですが)

   マネジメントシステムを試行運用してシステムを改善し記録を作成していく
 
   内部監査の実施,マネジメントレビューの実施

(3)JCSS,JNLA,JABへの認定登録審査申請

(4)申請受付,審査,判定会議,認定登録  5ケ月間

    簡単に見積もっても17ケ月です。 コンサルタントに手伝ってもらったらこの期間が短縮できると思います
                                       (メリット)

   
   ISO17025取得を希望されていらっしゃる方の中には、(1)の品質マニュアル等の文書が出来上がればすぐに審査

   の申請ができると思っていらっしゃるので注意して下さい。同じことですが運用の記録がないのに審査が受けられると
  
   思っていらっしゃる方もいらっしゃいます。

   内部監査の実施の済、マネジメントレビューの実施が済でないと審査申請はできません。